トホタキ ~滝壺男はビールクズ

徒歩と公共交通機関で巡る日本の滝100選

【滝百選】華厳の滝 訪問記録① ~出発できたことにまずは感謝

袋田の滝の素晴らしさを友人(寝坊ぶちかまし男)に伝えたところ、「そんなに良かったんなら、みんなで別の滝に行こうぜ!」となり、夏の小旅行計画を再度立てることになりました。今度は、新たにもうひとり会社の同期が加わり、3人旅。
自分が前回購入して使った青春18きっぷがまだ4日分余っていたので、ちょうどよいからそれ使って電車で日帰りで行けるところにすんべ、ということで候補地を検討。せっかくみんなで行くんなら滝以外にも観光したい、マイナーな滝で外れを引いても嫌だよね、等々。滝巡りというよりは普通の観光旅行として、今回は安全安牌のTHE・観光名所、日本三大名瀑である日光は華厳の滝を訪問することに決定しましたとさ。

下調べ

  • 日光にある(小学校のときに修学旅行で行ったぞ)
  • 観光名所なので、電車バスで行ける
  • 湖とか寺とか、周辺に他の観光名所もあるっぽい

3人とも綿密に計画を練るタイプではなかったので、現地までの交通手段だけ調べて、あとは見切り発車。観光地なので、多少の準備不足や忘れ物があっても、なんとかなるでしょう。
日光と言えば、小学生の修学旅行で日光東照宮に行った記憶が蘇る。他にも、日光江戸村東武ワールドスクエアなど、その辺の有名どころを回ったことが今でも覚えています。にゃんまげ。ただ、滝見をした記憶が全く無いんだけれども、当時行っていないのか、単に忘れているだけなのかは完全に謎。卒業アルバムでも見りゃ分かるかしら。
何にせよ、思い出も記録も残っていないので、華厳の滝は初訪問ということにして、2つ目の滝百選を目指します。

栃木の山奥。百名山である男体山のふもと

滝までの道のり

修学旅行のときはバス移動だったので、電車で向かうのは当然初めて。日光は、JR日光駅東武日光駅の2線が乗り入れていて、どっちも終着駅。今回は18きっぷを使うので、JR池袋駅からJR日光駅を移動します。駅からは路線バスが出ていて、滝の近くにあるバスターミナルまで直通。流石は日本一有名な滝、アクセスの良さは言うことなしですね。というか日光東照宮のおかげかな、滝というよりは。
袋田の滝のように、華厳の滝は完全に観光地化されていて、滝を間近で見るためには入場料を払う必要あり。施設前の駐車場付近からも滝の姿を見ることはできるけど、せっかく見るなら真正面から見上げたいよね。 所要時間は、電車で2時間半、バスで45分とそこそこかかる。ただ、日中やシーズンは道路混雑がひどいし、いろは坂の上り下りは運転に気を遣う(と思う)ので、お気軽バス旅行がおススメ。


地図のルートだと東武線利用になってるかも

バスを降りたら、5分歩けばすぐ滝が

出発~滝入口まで

3人とも住んでいるところは別だったけど、自分が所持する青春18きっぷを使うということで、集合場所は池袋駅。10年前なのでもはや忘却の彼方ですが、JR改札の前で集合して、3人そろって入場したはず(じゃないと18きっぷ使えないし)。もちろん、始発で集合な!! ということで、池袋駅に集まったのは朝6:30頃。参加者が増えてめっちゃ少し心配していたんだけど、今回は誰も寝坊することなく集まり、スタートを切ることができました。やったぜ。適当にコンビニ飯をほおばりつつ、電車に揺られます。早朝だとほぼ確実に電車に座れるのが嬉しいですね。何時間も立ちっぱはさすがにキツイし、やはり電車旅は始発に限る。
だべったり仮眠をとったり、JR日光駅に到着したのは9:00をまわったころ。JR駅の方はあまり周辺施設が少なく、バスターミナルや食事処は東部駅の方が充実していますね。東部駅までの少しの距離を歩き、さっそく滝へ向かうバスに乗り込みます。

東武日光駅の、2013年のストリートビュー。過去も遡れるのね

日光と言えば日光東照宮!を通り過ぎて、バスはいろは坂を登ります。窓から見える山あいの景色は絶景…なんだけど、今日はあいにくの曇り。バスターミナルに到着した頃には小雨となっていて、観光に支障はないけれど、ちょっとテンションダウン。そのうち晴れねえかな~と期待しつつ、まずは本日の目玉、華厳の滝へ移動します。
中禅寺湖を挟んで男体山を臨む。この数年後、別の友人と登山しました

次回、いよいよ滝へ。袋田の滝に続く三大名瀑の実力やいかに。